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ヒサウチソウ

ハマウツボ科 ヒサウチソウ属

Bellardia trixago

〔基本情報〕
荒地や堤防などでみられ、高さ10~30cm、ときに50cmをこえる一年草または越年草。
半寄生植物です。
全体に腺毛と軟毛がはえて粘ります。
茎は直立して、ふつう枝分かれしません。
葉は対生する単葉で、長さ1.5~5cm、幅0.3~0.8cmの線状披針形~広披針形、葉柄はありません。
葉の縁には数対の粗い鋸歯があります。
茎先に短い穂状花序を出し、花序には苞があり、下部の苞は葉状、上部の苞は披針形~狭楕円形で全縁です。
花は苞の間から現れ、長さ2cmほどで白色の唇形花です。
花冠の上唇は桃~紫色を帯び、下唇は3裂して大きく広がります。
果実は蒴果です。

〔来歴〕
1982年に愛知県名古屋市で発見され、東海地方~近畿地方と四国で帰化が確認されています。

〔備考〕
名は植物分類学者で帰化植物の研究者でもあった久内清孝を記念したものです。
名前 ヒサウチソウ (久内草)
trixago bartsia、Mediterranean lineseed
花咲く季節 ? 5月、6月
分布または原産地 ? 地中海沿岸地域
生活型 ? 一年草、越年草
生活様式 ? 半寄生
草丈・樹高 ? 100〜300mm
葉の形 ? 単葉(不分裂葉)
葉の生え方 ? 対生
縁の形 ? 鋸歯
花のつき方 ? 穂状花序
花の色 ? 紫、桃、白
葉の色 ?
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