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植物Q&A

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(1)栽培か野生か:家の生垣
(2)撮影場所の県名:神奈川県
(3)撮影時期:4/25 本日
家のヒイラギモクセイに今まで見たことのない花がつきました。明らかにヒイラギモクセイの花とは違うので、葉っぱが白く変異したのかと思いましたが、メシベのようなものもあり。これは何でしょうか?ネットで調べると2つほど写真を見つけましたが皆さん謎の現象とおっしゃっています。

8コメント

そろそろ花が散りそうになってきましたが、新たな蕾らしきもの一つ出てきました。写真は色々と撮っておこうと思っています。

非常に興味深いです。
ヒイラギモクセイはヒイラギとギンモクセイの交配種で、通常葉腋に5㎜ほどの純白の花をたくさん密集してつけますが、写真のものは枝先、しかもサイズがとても大きいですね。アップの写真からもわかるように雄しべと雌しべもありますが、雄しべの本数が少なかったり、花弁が4枚より多かったりと異常が見られます。
何が引き金でこのような状態になったのかははっきりしませんが、異常花の一種でしょう。

日本植物生理学会に質問して、サイエンスアドバイザーの勝見先生に異常花だとの見解をいただきました。本来葉として形成されるはずだった新梢の茎頂の葉の原基が、新梢として成長の途中で花の器官になる遺伝子のスウィッ チが間違ってオンになってしまった、特に新梢の茎頂が花器に変わるのは、珍しい現象だとのことです。したがって、「解決済み」としていただければと思います。ありがとうございました。

サイトの閉鎖との事で、その後のヒイラギの花について書いておきます。同じ枝に毎年花が咲きます。写真は2021年4月

2022年4月末

同じく2022年 だんだん花の数は少なく、且つ小さくなっています。

20023年4月23日 きちんとした花の形のものは2つくらい。他は葉っぱに近い感じでした。

この花が咲く枝は切らずに残しています。今年も咲くか楽しみです
2024/2